老舗の大衆中華料理店・香州

久しぶりに狸小路商店街のネタ。
今回は、中華料理の「香州(かしう)」というお店です。
1959年創業ですから、50年以上の歴史を持つ老舗です。
アーケード街からは、ちょっとだけ南に向けて歩きますが、4丁目と5丁目の間の通り沿いなので、すぐわかると思います。
 
実は先月下旬、この香州がリニューアルオープンしました。
改装工事期間が思った以上に長かったので、かなりの大掛かりだったのでしょう。
新しくなった店内は、とても綺麗で快適になっていました。
 
古かった以前の店舗もレトロな味わいがありましたが、近代化された店内はやっぱりいいものですね。
訪れたのはとても暑い日でしたので、よく効いたエアコンが気持ち良いです。
 
さてこの香州。実は既にいろいろなメディアで紹介されております。
安くてボリュームたっぷり。そして美味しいとあれば人気が出るのも当然でしょう。
 
その人の好みによってオススメは変わってくると思いますが、私はこの「回鍋肉」が大好きです。個人的には白いごはんに合うおかず第一位だと思っています。
 

 
ギラギラとした照りのあるキャベツ、旨みたっぷりの豚肉。最高です。
柔らかすぎず硬すぎずという炒め具合は、いつ食べても感心しきり。
なかなか家庭では真似できないこの風合いは、やはり「お店中華」ならでは。
 
エビチリも美味しいです。
プリップリのエビに、刻みネギの食感が心地良い香味豊かなソース。
辛さはお店の人に頼んで変えてもらうことができます。通常だと、辛さよりもほんのりとした甘みが勝り、万人受けしそうな味わいに仕上げられております。
 

 
ごはん物としては色々なセットがありますが、この「麻婆豆腐かけごはん」もオススメのひとつです。食べ応え抜群のボリューム感が嬉しいです。
日本人好みの塩味が強めの仕上がり。とろけるような豆腐が、美味しさたっぷりの挽き肉の海でひしめき合うように泳いでいます。
これもごはんに合うこと間違いなし。
 

 
 
麺類のメニューも、香州ならではのアレンジで提供されます。
太めでコシの強い麺は、中華にぴったり。
 

 
これは、いわゆるド定番の広東麺ですが、「今食べたい中華」の基本をしっかりおさえてくれた納得の味わいです。
濃い目のスープが多種多様な具材を包みこんで、麺と一体的に演出される美味しさ。
 
他にもたくさんのメニューが用意されております。
値段はとてもリーズナブル。
ボリューム感は最高。
そして、そのお味は大満足。

平日のランチセットも人気の香州。
ぐぐっとお腹が減ったときには、迷わず駆けこんでしまいましょう!