こだわりの酒と美味しい蕎麦

「北の錦」で有名な小林酒造。
明治11年創業という、北海道内でも最古参の蔵元としても有名です。
 
栗山町中心部からやや北、夕張川沿いの道道恵庭栗山線沿いに立ち並ぶレンガ造りの倉庫群は、なかなかの趣があります。
  
さて今回紹介するのは、その小林酒造の敷地内にあるお蕎麦屋さん「錦水庵」です。
昭和元年に建築された民家を利用した、とてもレトロな雰囲気のお店。
 

 
ここの特徴は、全て北海道産の蕎麦粉を使用していること。
時期によって産地は変わるとのことですが、なんとも贅沢なこだわりです。
そして、酒の仕込みに使われる水を蕎麦打ちにも使用。
酒蔵直営ならではですね。もちろん手打ちです。
 
メニューはとっても豊富。
お店の入り口には、スタッフさんが書いたメニュー表があります。
 

 
「暑い日はおそばを食べて、ビタミン補給!」だそうです。
うんうん、まさにその通り!
 
さっそくお店の中に入りました。
しっかりとした建物の中には、すでにお客さんがいっぱい。
もちろん靴を脱いで上がります。
 
改めてメニュー表を確認。
 

 
ここは一番人気の「錦水庵そば」に決定!
冷たい天ぷらそばです。
 

 

 
蕎麦の種類は「せいろ」か「田舎」のどちらかからのセレクトでした。
今回は「せいろ」に。メニューによっては合盛りで両方を楽しむこともできます。
 

 
この繊細で透き通るような美しさ。
思わずため息が出ます。
歯ざわりや喉越しもよく、蕎麦らしい香りが食欲を一層そそります。 
サクサクッとした天ぷらとの相性も抜群で、夢中になって食べてしまいました。
これは美味しい!
 
小林酒造のお酒も一緒に販売されています。
日本酒のお好きな方でしたら、なおのことここのお蕎麦が美味しくなりそうですね。
   
  
実は、ここもかなりの人気店です。
休日ともなると、長い行列ができることも…。
また、蕎麦がなくなり次第閉店ですのでご注意ください。
火曜日定休、営業時間は11時から16時とのことです。
 
 
http://www.kitanonishiki.com/
 
 

北海道の酒蔵が作った、北海道産100%のお蕎麦。
栗山といえばラーメンの印象が強いですが、こんな素敵なおそば屋さんもあるのです。
美味しいですよ!