クリスマスの夜に。
札幌市中央区・山鼻地区にある「レストラン虫狩」です。
パークホテルの料理長をされていた虫狩シェフの手による、優れた食材での極上な料理。
その味はもちろんのこと、雰囲気、スタッフの接客と、どれをとっても素晴らしいお店です。
そして意外にもリーズナブルな価格。
記念日ディナーはいつもここと決めています。
店の外も中も、クリスマスムード一色でした。
クリスマス特別メニュー(Dinner de Noël 2009)をオーダーしました。
【アミューズ】
北海道産馬鈴薯のソテー、ベーコン載せ。牛スジ肉の煮込み。そして生タチの生姜風味ゼリー寄せの3品盛りです。濃厚なタチの旨みが口当たりの良いゼリーとよく合います。
【前菜】
「雲丹と帆立貝 オマール海老とコンソメのジュレ キャビア添え」
この時期に雲丹?とも思われるかもしれませんが、とても身が締まっており極上の口溶けと香りが楽しめました。いつもながら食材の見極めが見事です。
コンソメのジュレがキャビアの強めな塩味をそっと包み込んで、厚めに切られた帆立の歯ごたえと、オマール海老の濃厚な旨みを、一層引き立てくれます。
どの食材も主役級と成り得るパワーを持っていますが、それらが上手く共存し、決してぶつかり合わないように仕立て上げられており、まさに、感動・感激の一品。最高です。
【前菜2】
「やわらかく仕上げた活鮑の青胡椒風味」
フレンチによく合う、マイルドな辛さの青胡椒。今回はこの鮑ステーキに添えられました。
ソースにはムール貝を使用とのこと。深いコクのソースと香り高い青胡椒が鮑の美しい身を包みあげます。大きさも弾力も申し分なし。至高の「鮑時間」を心ゆくまで堪能。
いつもながらのレベルの高い仕上がりです。毎回趣向を凝らしたソースで楽しませてくれるここの鮑ステーキには、本当に感心しきりです。
【メイン】
「十勝黒毛和牛ロースステーキ 赤ワインソース」
和牛といえば松坂・但馬・米沢…なのでしょうが、そこは虫狩シェフ。
ここに十勝和牛を持ってきました。
もちろん全国的にはまだまだ無名のブランドかもしれませんが、その味は最高峰です。
ミディアムレアで仕上げられており、あふれる肉汁と、とろける脂身の怒涛の攻撃。
私の舌が、「とかちつくされる」ほどの究極の美味。
一口ごとに身体が震えるほどの感動的な味に、もう大満足なのですヽ(*´∀`)ノ
その後、いつも通りにお茶漬け(鮭)とデザートを頂きました。
例年よりも遅れていた雪も、ようやく積もってきました。
寒波だけは襲ってくるものの、なかなか雪そのものが降ってこなかったので心配でしたが、これでいつも通りのホワイトクリスマス。
美味しくて、楽しい一夜でした。
ディナーに出かけたのは、日曜日でしたけれど(*ノ∀`)
それでは、メリー・クリスマス!!
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