狸小路の果てに

月がぽんと出りゃ星がぽこ 花がぽんと咲きゃ鳥がぽこ
いつも世界はぽんぽこ祭り ぽんとぽことの二人連れ
ぽんぽこ札幌 ぽんぽこ札幌 狸小路は ぽんぽこシャンゼリゼ
 
http://www.youtube.com/watch?v=oKXe3lasBC0
 
懐かしのテーマソング。
これが脳内再生できた貴方は立派な北海道民ですね。
 

冬でも快適、とても賑やかなアーケード街。
あれこれと目移りしてしまう、魅力的な商店の数々。
映画館におみやげ屋さん、怪しい模型屋さん。
私が子どもの頃は、まさに狸小路は憧れのシャンゼリゼ通りでした。
 
もちろん今でも大好きです。
もっとも買い物は駅前の大丸やステラ、もしくは三越や丸井で済ませることが多くなり、とりたてて狸小路でお買い物…ということは少なくなってしまいましたが…。
こと「食」に関してはいまだに狸小路派です。 
フラっと気軽に入れる食べ物屋さんがたくさんあるのです。
ちょっとお腹が空いたら、1丁目から7丁目までを歩いて、気の向いた店に入ります。

 
 
近代的なアーケードが続く1〜6丁目までとは違い、レトロで味のあるアーケードの7丁目。ここに「らーめんサッポロ赤星」はあります。根強いファンの多いサッポロラガービールの通称と同じ名前。


 
ここのラーメンの特徴は、のどごしの良い自家製麺に薫り高い魚介系のスープ。
とにかく旨い。旨い。口に含んだ瞬間に、仄かな磯の香りが広がります。
麺とスープの相性がバッチリ。
醤油でも塩でもイケます。
しかも500円とリーズナブル。
しっかり卵やチャーシューなどの具も入り、お得感抜群。
 

 
今回は「赤玉」(ピリ辛の肉団子。+100円)をトッピング。
途中でほぐしながらスープをすすると、また違った味わいが楽しめます。
 
ちょっと古びた「狸小路の果て」というイメージの7丁目。
そんな雰囲気によく似合う、素朴で美味しいラーメン屋さんです。
 
人気店となり、昼食時は行列ができることも…。
それでも食べるだけの価値はあります。
札幌ラーメン=味噌、だけではありませんネ。ほかの味もレベルが高いです。
店員さんも快活で、テキパキ。
何度でも足を運びたくなるオススメ店です。